封じ手(ふうじて)とは、主にボードゲームにおいて、対局の中断時に有利不利がでないよう、次の手をあらかじめ決めておく方法のことである。

持ち時間制の対局で日をまたいで中断する場合などに、手番のプレイヤーが次の手を考え続けられるのでは手番でないプレイヤーが不利であり、持ち時間制の興も削がれる。このような不公平をなくすために、封じ手が用いられる。
具体的には、その日の規定時刻を超過した場合、次の一手は必ず封じ手となり、手番のプレイヤーは相手のプレイヤーに知られないよう次の手を用意する。翌日の一手目は任意に選択することなく、封じた手をプレイする。続けて自由な着手で対局が行われる。
このことにより、どちらもある局面を中断中に考え続けた上で次手を着手する、といったことを防ぐことができる。
封じ手は規定の時刻前に行うこともできる(この場合、規定時刻まで持ち時間を消費したものとして扱う)。 また、規定の時刻に達しても、ただちに封じる必要はなく、持ち時間のある限り次の手を考慮してよい。
手番と持ち時間が影響するようなゲーム(例えばカードゲームや、ウォーゲームなど)で利用できるが、現在公式に用いられているのは将棋と囲碁だけである。

『将棋世界』2008年2月号で、羽生善治・佐藤康光・森内俊之・谷川浩司・渡辺明・藤井猛の6人のプロ将棋棋士に封じ手の戦略や駆け引きについて質問している[2]。羽生・森内・谷川はそれほど気にしていないが、佐藤・渡辺・藤井は駆け引きがあると回答しており、特に渡辺と藤井は「封じる側が有利」としている。

(Wikipediaより抜粋)
(封じ手)